私の愛用しているブーツ達(アインアンレンジャー、フラットボックス、ブラックスミス)、の1週間日替わり写真とコメントを投稿していきます。
日々の気付きや試したことなど個人的な記録かつ今後購入を検討している人の参考になればと思います。
基本的には購入した順の、アイアンレンジャー→フラットボックス→ブラックスミスの順番で日替わりのローテーションで履いています。
※この週に新しくブラックスミスは仲間入りしています。
day1(4/15) IRON RANGER 8111
これまで履き始めてから約1年間は雨の日はアイアンレンジャーを履かないようにしていましたが、この日からは「雨でも関係なく履いていこう!」ということで雨の日デビュー。
今までは「革靴は雨に日は履かない方が良い」というネットの情報を頑なに守ってきましたが、「ワークブーツなんだし!」という気持ちが強まったこともあり、今後はガンガン雨でも履いていこうと思います。
しかし、ケアはしっかりとやっていこうと思いますので、履く前の防水スプレーとその日履き終わってからのケアはしっかりとやっていきます。
防水スプレーは一応しましたが、中まで浸水することはありませんでしたがこんな感じにシミはできましたし、乾いてからも雨染みはできました。
履き終わり後のケアとしては、水拭き→デリケートクリーム→ブラッシングという感じでやっていきます。
私はサフィールノワールのナッパデリケートクリームを使っていますが、このデリケートクリームには若干のミンクオイルも含まれているのでオイルドレザーへの油分補給にもなります。
仕上がりはこんな感じです。
オイルドレザーゆえに頻繁にクリームやオイルでのケアは必要ないため、むしろ雨の日に履いた後はこのデリケートクリームを使ってケアをするというのが私的には良い目安になるなと感じました。
ちなみに、この日の夜にレッドウイング3足目となる、ブラックスミス3343をネット注文しました。
day2(4/16) BECKMAN FLATBOX 9060
約1ヶ月前に手に入れたフラットボックスです。
だいぶ馴染んできました。
特に何がどうということはなかったですが、前日のアイアンレンジャーのケアの際にシューツリーを入れた時に「意外と革を伸ばす効果があるな!?」と感じたこともあり、フラットボックスはまだ若干窮屈というかタイトめなジャストな履き心地であるために、履き終えてから次に履くまではシューツリーを入れておくことにしました。
フラットボックスはつま先から指の付け根くらいまでの先芯がないゆえの潰れが醍醐味ですが、今回は足入れのしやすさ向上のため試しに入れてみましたので次回が楽しみでもあります。
day3(4/17) IRON RANGER 8111
日差しの加減もあるかと思いますが、前回雨後のケアをしたことにより若干色が濃くなっているような感じ。
雨の日に履いてもケアをしっかりとすれば、問題ないことを実感しています。
これならば最初から雨の日にも履いていても良かったのではないか?とも思いましたが、当時は今よりも知識がなかったことを考えると、やはり1年履いて色々とわかってきたこのタイミングで良かったのかもしれません。
ちなみに、注文していたブラックスミス3343がこの日に届きました。
フラットボックスと同じサイズ7を購入し軽く足入れをしてみましたが、革の硬いフラットボックスに比べて足は全然入れやすいですね。
今後のサイクルとしては「アインアレンジャー」→「フラットボックス」→「ブラックスミス」という手に入れた順で履いていこうと思いますので、履き始めは特に何もなければ2日後になるかと思います。
day3(4/18) BECKMAN FLATBOX 9060
前回の履き終わりから約24時間シューツリーを入れてみての感想から記録します。
前日(4/17)の夜に1時間ほど出かける用事があったために、足がむくんでいるこの時間に試しに履いてみることにしました。
結果は「窮屈感がとれ、めちゃめちゃ履きやすくなっている!」という感じでした。
本来履く4/18にももちろん履きましたが、やはり私の足により快適なジャストとなったことを感じました。
この感覚をブーツに記憶させるためにも、もう何日かは履き終わりにシューツリーを入れておいた方が良いかもしれないとも思ったので、履いていない日はシューツリーを入れておくようにしてみます。
期間がどのくらい必要かはわかりませんが、「もう定着したな」と判断したらそこからはケア時以外は基本的にシューツリーは入れずにしていくつもりです。
day4(4/19)BLACK SMITH 3343
今日がブラックスミスの履き始め。
先月から履き始めたフラットボックスに比べるとかなり履きやすいです。
「革の柔らかさというものは履き心地やサイズ感にこんなにも影響するのか!?」ということを実感。
フラットボックスは難易度が高いわけですが、フラットボックス基準で考えると「こんなに最初から履きやすくて、なんだかイカサマをしているのではないか・・・」という罪の意識すら感じます。
これによりわかったことは3点で、
・自分のジャストサイズはDワイズの場合「7」と判明
・現状「ハーフサイズ上げれば良かったか?」と思っていたフラットボックスもさらに自分の足に馴染んでくればこの懸念は消える
・自分にとってベストな3足が揃った!
ということです。
ちなみに、この革(ラフ&タフ)はオイルの寄りが特徴なので、初日からエイジングはかなり速いです。
1日履いただけで、新品の時とはオイルの寄りによる濃淡の変化があり、見た目が変わりました。
「新品時」
「1日履いた後」
詳細はブラックスミス単体の記事を書きたいと思いますが、私としては3足目としてベストなものを選んだと感じています。
day5(4/20) IRON RANGER 8111
安定の履き心地。
前日の判断から、ジャストが7とするならばこのアイアンレンジャーはハーフサイズ大きいわけで(サイズ7.5)、サイズ7の他2足と比べれば靴の中でのあそびはハーフサイズ分増えますが、それゆえに脱ぎ履きは圧倒的にしやすくなります。
ま〜、あそびと言っても過度にあるわけではないので、ある意味このサイズも私にとってはジャストと言えるでしょうし、厚手の靴下を履いていても足がかなりむくんでいても問題なく履けるという、汎用性の高さがあります。
day6(4/21) BECKMAN FLATBOX 9060
今回も前回の履き終わりから約24時間シューキーパーを入れておきましたが、前回シューキーパーを入れておいた時ほど窮屈感が緩和された感じはしませんでした。
窮屈感と言うと悪く聞こえますが、良く言うとしっかりとしたホールド感とも言えます。
もう少しホールド感を弱めるとなると、革を柔らかくするためにとにかく履いて足に馴染ませていくしかないのかもしれませんね。
day7(4/22)BLACK SMITH 3343
前日に履いていたフラットボックスとは同じ木型、同じサイズにも関わらず、革が柔らかいためにやはりサイズ感というか履き心地が全然違うと感じます。
ハーフサイズ大きいアイアンレンジャーと比べれば脱ぎ履きのしやすさは劣りますが、履いてからの「これが自分にとってのジャストだな!」という感覚はこのブラックスミスが1番あります。
さらに馴染んでくれば「脱ぎ履きのしやすさもアイアンレンジャーに近くなるかもしれない!?」と期待もしていますが、そもそもサイズが違うのでどんなものでしょうか。
初回履いた時にも感じましたが、同じ内容で今回も気になった点が2つあります。
・左足側のベロが最初から歪んでいる
・右足側は紐をキツく縛ると内側に固く足にあたる部分があって痛い
ということです。
1つ目に関しては個体差だと思いますが、新品時からベロが歪んでいるというか波打っていて靴紐を縛るとベロが折り重なったようになります。
フラットボックスも右足側が同じ現象になるのですが、靴紐を縛っていない時は特にベロが過度に歪んではいないのですが、ブラックスミスの場合は紐を縛っていない足を入れていない状態の時でも明らかにベロが歪んで(波打って)います。
ま〜、履くことにおいて特に問題はないのですが、「なんか気になるな・・・」という感じです。
2つ目の気になる点については、足に痛みがあるので解決したい内容です。
靴紐を通す1番下の穴付近(足の内側)に何か硬いものがあるようで、靴紐をキツく結ぶとその硬い部分が足に当たって痛いのです。
左足はそのような現象は起きていません。
原因を特定しようと靴を脱いで靴中に手を入れて触ってみても特に原因がわからないのです。
1つ目の内容と共通することですが、革が柔らかいので靴紐を締め上げた時にベロが変な形になってしまっているのかな?とも思いましたが、原因は特定できていません。
まだ履いて2回目なので、特に気にしなくても履いていくうちに馴染んで気にならなくなることなのかもしれませんが、現状では唯一の大きく気になる点ではあります。
おわりに
新しくブラックスミスが加わったということもあり、自分にとってベストな3足が揃いました。
「3足あれば次に履く時までに2日休ませてあげられる」ということが、3足ブーツを手に入れたかった1番の理由です。
フラットボックス購入から約1ヶ月でブラックスミスを買ったので「買いすぎ感」はありますが、今後は何かどうしても特別な理由がない限りはこれ以上はブーツを増やすつもりはないので、3足揃えるまでに遅いか早いかの違いだったと私は感じています。
「大事に履けば一生履ける」とワークブーツは言われますので、この3足を一生履いていこうと思っています。
たくさん履くし担当日がくればどんな時でも履きますが、ケアは日々しっかりとする!という感じで履いていきます。