長所を活かした使い分け!「紙」「デジタル」ノート・手帳の使い分け基準

紙のノート・手帳とデジタルノートの両方を使い分けようと思った際に悩むのが、「何を紙に書いて、何をデジタルに書くか?」という問題。

「これは紙にしよう」「これはデジタルにしよう」とノート・手帳をなんとなくで振り分けても、「これは紙(デジタル)で書いた方が良かったんじゃないかな〜」と、逆の選択をした方が良かったのではないか?とモヤモヤした気持ちで使っていくことになります。

また、もうすでに何回か自分なりに考えて両方を使い分けて使ったことがある人の中には、「この内容は紙のノートに書けば良かった・・・」「こっちの内容はデジタルでノートを作れば良かった・・・」と判断を誤った経験があり、両方を使いたい気持ちはあるができていない人もいるでしょう。

今回の記事では「紙オンリー」「デジタルノートオンリー」、そして現在「両方使い」に落ち着いている私の経験をもとに、私が実践している使い分けの基準を紹介していきます。

紙・デジタルのそれぞれに良さがあることはわかっているし、だったら使い分けができれば効果の最大値を得ることができるだろうと思ってはいるものの、結局現状では片方だけしか使っていない人。

無理に両方を使おうとするあまり、効果の最大値を得るどころかむしろ片方だけを使っていた方が効果的だったという思いをしている人はぜひ参考にし、使い分けることでの効果の最大値に近づけてください。

使い分けをする上での前提

使い分けをしようにも、それぞれのメリット・デメリットがわからないと何を判断基準にしてよいのかわかりません。

ということで、下の記事にそれぞれのメリット・デメリットをまとめてありますので、一読してみてください。

それぞれ良し悪しがある!「紙のノート・手帳」「デジタルノート」のメリット&デメリット

私の使い分け基準(大枠)

まずは、判断する上での大枠の解説です。

私は「紙のノート・手帳」と「デジタルのノート・手帳」どちらの方が好きか?と言われたら、紙の方が好きです。

もちろん、デジタルのノート・手帳も好きですが、好きの度合いはどちらの方が上かといったら「紙」になるわけです。

結局はどちらも好きなわけですが、デジタルが「便利だから好き」という特有のメリットを備えているから好きということに対して、紙の場合は「ノート・手帳を広げたあの感じが好き」という気分的な意味での好きというわけです。

よって、私の判断基準の大枠は「気分的な好きを、便利さが上回ったらデジタルを使う」という判断をしています。

おそらく、今回のテーマのもとになる「紙のノート・手帳とデジタルのノート・手帳を両方使いたい」と思っている人は、「紙のノート・手帳が好き」という思いと「デジタルは便利だ」という思いのどちらも持っていて、どちらも捨てることができない人かと思います。

「デジタルの方が便利なんだからデジタルオンリーで良いじゃん!」と思うこともできず、「紙の方が好きなんだから、紙だけで良いでしょ!」と思うこともできないわけです。

デジタルが便利ということはわかっています。

不便なこともあるけど、紙には紙の良さがあります。

ですので、私は「好き」を「便利」が上回るかどうかを判断基準にしているのです。

私の使い分け基準(詳細&具体例)

では、私の使い方の具体例を交えて、詳しく解説していきます。

先ほど、「好きを便利さが上回るかどうか?」が大枠での判断基準と書きましたが、その便利さと関係してくるのが以下の3点です。

・量が多いか

・書く時に大きさを必要とするか

・写真や画像資料の貼り付けを必要とするか

ちなみに、私はデジタルノートの利用としてiPad Pro(12.9インチ)にてGoodNotes5というアプリを使っています。

まず「量が多いか」についてですが、毎日1ページ書く等のページ数がたまりやすいものはデジタルノートを使うことが多いです。

紙は物である以上、物質として書けば書くほど増えていきます。

厳密には、書いていなくてもノートを買えば物として増えていきます。

もちろん、物なので「ゴミとして捨てる」という選択をとることで、一定以上に量を増やさないということができるわけですが、そう簡単に捨てられないのが自分で書いたノート・手帳という紙です。

頻繁に読み返すわけでもないのに、捨てられないんです。

そうであるならば、デジタルノートに書いた方が、1ページ書こうと1万ページ書こうと物として残っているのはiPadだけです。

書き終わった&書いているノート・手帳の保管場所を確保したり、引越しをする時に荷物になったりするため、物はあまり増やしたくないという思いから、こういったページがどんどんたまっていき且つ捨てることも躊躇してしまいがちなものはデジタルノートに書いています。

私の場合は、毎日のタスク等の予定や振り返りを記入する手帳のデイリーページ的な使い方はGoodNotes5に専用のノートを作り記入しています。

次に「書く時に大きさを必要とするか」についてです。

よく思考の整理や何か物事を深掘って考える時にはA4の大きなノートや用紙を使ってどんどん書き込んでいった方が良いと言われています。

自分の頭に浮かんだことをどんどん書いていけるので、小さいメモ帳に書くよりも大きくかけるので良いことは実感しますし、アイディアも広がります。

しかし、下の記事で書きましたが私はデジタルノートとは別に紙のノートや手帳を6種類使っています。

基本は手書き! 私の使っているノートや手帳

「さすがにこれ以上はノートの種類を増やしたくないな」との思いがあるのです。

そこで、紙を使うことにおいて私的に優先順位が低くなるのが、大きなノートのA4ノートやA4用紙です。

まず前提として私がiPad Pro(12.9インチ)という大型のiPadでデジタルノートアプリを利用しているから可能なことですが、このサイズのiPadを使えばA4用紙よりも少し小さいくらいの大きさでノートを書けます。

そして、先ほど使い方の例として挙げたように「思考整理」や「思考の深掘り」に利用した場合、意外とこういった内容って後で見返し確認したいことが私はよくあります。

そういった場合、検索力もありカテゴリー別に何冊もノートが作れるノートアプリの方が便利に使うことができます。

これと同じことをA4ノートでやったら、カテゴリー別に何冊もあの大きなノートを所有しないといけないですし、出先で内容を確認しながら作業したい場合はあの大きなノートも持っていかなければなりません。

以前に深く考えたとある内容を確認したい場合も、「どのノートのどのページに書いたかな〜」と探すことも大変になります。

こういった観点と私の利用しているiPadの大きさから、紙のノートで言うところのA4ノート的大きさで使う内容についてはデジタルノートの方が便利と判断したため、GoodNotes5を利用することにしています。

最後に、「写真や画像資料の貼り付けを必要とするか」についてです。

これについては、特に説明することもないかもしれませんが、デジタルの方が圧倒的に便利です。

スマホで撮った写真を利用しようとした場合、紙のノートでしたら写真をプリントアウトして糊やテープで貼り付けてと、デジタルだったら一瞬でできることをかなりの手間をかけてやらないといけません。

加えて、それだけ手間をかけて貼り付けても、剥がれどこかに行ってしまう可能性だってあるわけです。

ごく稀に写真や画像を貼り付ける程度でしたら紙のノートでも良いですが、頻繁に貼り付けを行うとなると圧倒的にデジタルノートの方が便利です。

私は、愛猫達の日誌を毎日つけているのですが、写真の貼り付けはかなり頻繁に行うのでこれもやはりGoodNotes5を利用しています。

「好き」は「便利」に勝ることがある

前の項目を読んだところまでだと「なんだかデジタルノートの方が良いのではないか!?」と思ったかもしれません。

いやいや、紙にも負けず劣らずの良さがあるのです。

先の項目で「大枠の判断基準は好きを便利が上回るかどうか」ということを書きました。

つまり、この言葉の意味としては、紙のノート・手帳で書くことが好きな気持ちが上回っている場合はデジタルではなく紙に書く選択をとるわけです。

そして、この「好き」という要素は2つの大きな意味合いがあります。

・ゆずれない・ゆずりたくない

・好きから派生する効果

では順番に解説していきます。

「ゆずれない・ゆずりたくない」

まずは好きゆえに「ゆずれない・ゆずりたくない」というこのとの解説をします。

言葉の意味からも推測できるように、ストレートに好きという意味を感じられる内容です。

「○○の内容を書くときは紙に書きたい」

「○○の時は紙に書きたい」

といった感じに、「紙じゃなければダメなんだ!」という気持ちが強い場合です。

いくら知人から最高に美味しいワインをもらったとしても、「真夏の仕事終わりに飲む1杯目はビールじゃなければダメなんだ!」とか、いくらこの食パンは美味しいと言われても「朝は白米じゃないとダメなんだ!」といった感じに、自分の中に絶対的なものとしてある場合です。

もちろん、こんなに強烈な思いでなくてもそうです。

「食後はゆっくりとコーヒーを飲むのが好きだから、ランチはなるべくラーメン屋とかじゃなくてコーヒーを注文できるお店が良いな」といった感じに、このシーンではこの方が良いなということがわかっている場合です。

つまり、先ほどから言っている「好きを便利さが上回る」というのは、こういったすでにある価値観を超えるかどうかということです。

私の場合を例に出しますが、前の項目で私は「量が多くなるものはデジタルにする」ということを書きました。

私は1日の終わりに、特にテーマは決めずにその日の振り返りとして書きたいことを日記として書いています。

1回の文字量としては、B5ノート半ページくらいです。

この場合、先ほどの論理から考えると、

「日記は毎日書いている」→「文字数もそこそこある」→「ページがすぐにたまっていく」→「つまり、デジタルノートに日記帳を作成しそこに記入する」

という、流れから結論が出せます。

しかし、私は紙のノートに日記を書いています。

なぜならば、1日の終わりに紙のノートを広げ日記を書くことが、私にとっては落ち着けて好きだからです。

日記を書くことの効能というのはいくつかありますが、私の目的は自分を整え落ち着きたいということです。

なぜかはわかりませんが、デジタルノートで同じことをしても紙のノートで書くほど落ち着いた時間になりません。

私は紙のノートに日記を書き、自分が整い落ち着けるこの時間が好きなわけです。

つまり、便利さよりも好きが上回っているわけです。

こういった場合、私はデジタルノートの方が便利であっても紙のノートを選びます。

好きだと手に取りよく開く

次に「好きから派生する効果」について解説します。

これは「単純に好きだから」という要素も含んではいますが、「好きゆえにこういったことをしてしまう」という好きから派生した行動を活かせるケースとなります。

好きなものって、頻繁に手に取ってしまったり見てしまったりしますよね!?

別に誰に指示されたわけでもないし、やる義務があるわけでもないのについつい手に取ってしまいます。

私は紙のノート・手帳が好きなので、好きという理由ゆえに手に取りやすいのは紙のノート・手帳となります。

ノート・手帳を手に取れば開きます。

開けば中に書いてある内容が目に入ってきます。

これです!

私はこの「書いてある内容が目に入る」という派生した効果を得たいものに関しても紙のノートや手帳を使います。

ピンポイントに「この情報を確認したいor確認しなければならない」ということでしたら、その情報を求めてデジタルにしろ紙にしろ自身が書いた場所を探しにいきます。

ですが、頻繁に確認することを迫られることはないけれど自分にとって重要なことをメモしておこうと思った場合、その内容は別のことをきっかけに目に入るようにしないと書いただけで終わってしまうことになります。

例えば「自分の心に刺さった言葉」をメモしておこうと思った場合、何かピンポイントでその内容を確認しなければならない状況にならなければ、そのページをわざわざ開いて読み返そうと思うことはそうそうないでしょう。

自分にとっては重要な内容だけど読み返す必要に迫られるケースが少ない内容というものは、定期的に目に入るようにし自分の潜在意識に刷り込んでいった方が良いにも関わらず、見る機会が少なくなります。

自分の中で重要なものを、押入れの奥底にしまったままにしているという感じですかね。

そしていつしか存在を忘れてしまい、次にその存在を認識するタイミングというのは、引越しの時だったり、数年ぶりに押入れの整理をしようと思った時に「そういえばこんなのあったな〜」ということになってしまいます。

話をノート・手帳に戻しますが、これと同じことがデジタルノートだと起こってしまうと私は思っています。

これはその人のタイプにもよると思いますが、デジタルノートって作成したノートを何気なくパラパラ見るということを私はほぼしません。

私の場合、書いたデジタルノートを読み返す時というのは「内容を確認する必要がある場合」にほぼ限定されています。

さらに、手書き文字を認識する検索性もありますし、どれだけノートを作成してもかさばることもないので細かいカテゴリーに分けてノートを作成していることもあり、内容を確認する際もかなりピンポイントにその内容に辿り着けます。

しかし、紙のノートの場合でしたら、あのパラパラめくるという行為が本来目的としていないページが目に入る確率を上げてくれますし、システム手帳のようにインデックスでカテゴリーを分けていても、どんなカテゴリーを自分が作っていたかは目に入るので「久しぶりにこのカテゴリーを確認しておこう」という行動に発展する確率が高まります。

また、単純に好きゆえに目的もなくパラパラと見るということをする時だってあります。

「好きゆえに手に取る」→「手に取ったのならば開いて中を見る」という連鎖反応です。

愛ある圧力をかけてくれるという効果だってあります。

例えば「日々の生活の中で意識することを書き出してみよう」とノートや手帳に書いたとします。

先ほどと同じようにパラパラとページをめくっている際にそのページが目に入ると「そうだこれを意識しないといけないんだった!」や「やべー、全然意識して生活できてねー」と内容を思い出させてくれます。

これが愛ある圧力です。

このように「必要に迫られるケースは少ないが、定期的に自分の意識に刷り込んでおいた方が良い内容」は、紙(特にシステム手帳)に書くように私はしています。

おわりに

今回紹介した私の使い分け基準は、「好き」と「便利」という要素が基準になっており、人それぞれの感覚によってその基準は変わるものとなっています。

今までは好きが上回っていた内容でも、生活や仕事の環境が変わることによってある機能の便利さが好きを上回る場合もあります。

つまり、明確な基準はなく、人それぞれ「自分としてはどうなのか?」を考えていかなくてはいけないということです。

ぜひみなさんも「好き」と「便利」という要素をもとに、「自分としてはどうなのか?」を考えてみてください。

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