以前の記事にも書きましたが、私の現在の一番の目標は「猫達を連れて東京へ絶対に帰る!!!」ということです。
そして、それに付随して「FXを頑張る!」という目標もあります。
目標の詳細については下記の記事にて書いてあります。
しかしながら、私に限らず人間というのはそういった目標を立てても、ついついその目標とは関係のないことや場合によっては目標から遠のいてしまうような行動をとってしまうものです。
「資格を取るための勉強を頑張る」という目標を立てても、ついついテレビやYouTubeを観てしまったり知人友人と遊びに行ったり飲みに行ったりと、本来であればその時間を自分の目標のために使えばよいにも関わらず後になって「あの時間が無駄だった・・・」と後悔するようなことに時間を使ってしまうものです。
私の場合そんなことをしていたらどんどん猫達と一緒に東京へ帰ることが遅れてしまいますし、以前の記事にも書きましたが私の本意に反して猫達に屋外で過ごしてもらわないといけない時間があるため、猫達にとっては自由ではあるけど危険もつきまとっているという期間も長くなってしまいます。
しかし、そこまで思っていても、ついつい誘惑に負けて道草を喰ってしまうのが人間であり私も例外ではありません。
ですので、私は自身の目標や重要な戒めを意識し続けていられるように工夫をしています。
今回はそのちょっとしたことだけれど効果絶大な工夫を紹介していきます。
1日の中で意図的に1番見るのはスマホ
1日の中で仕事や学校といった強制力が働かない状態で、自身が意図的に1番見るものはなんですか?
私はiPhoneです。
私に限らず現代人でしたら「ちょっと時間ができるとすぐにスマホを見る」というように、意図的かつ無意識にスマホを手にとって見るのではないでしょうか。
あのアプリのアイコンが並んだ画面を1日に何回見るでしょう?
かなりの回数見ているはずです。
そこで思ったわけです。
「こんなに1日の中でiPhoneを見るのだから、これを利用しよう!」
よく受験生がトイレの中に暗記する内容のプリントを貼ったりするということがあるかと思いますが、それと同じようなことをしようと思ったわけです。
私のスマホの壁紙は自作
私のiPhoneの壁紙は私が自作したものに設定しています。
自作と言っても簡単にできます。
メモアプリに自分の目標や自分への戒めを入力し、それを何回もコピペして画面いっぱいにします。
その画面をスクリーンショットし、壁紙として設定するわけです。
私は「猫達を連れて東京へ絶対に帰る!!!」という目標の他に、自分にとって重要な戒めと意識して行動することの合計3つの内容を箇条書きにしています。
壁紙ですのでアプリアイコンの後ろの背景として設定することになり「アプリアイコンが邪魔で見えないのでは?」と思うかもしれませんが、iPhoneの場合ドックと通常配置の最下段のアプリの間にちょうど3行分の隙間があるのでしっかりと文字を確認することができます。
目に入ったら3回唱える
前の項目に書いたように自作し設定したら、スマホを開いて何かしようとするたびにその文章が目に入ります。
目に入るだけでも効果はあると思いますが、人間は良くも悪くも「慣れ」というものがあります。
最初の頃は「おぉ!いいね〜やる気出るね〜」なんて思っていても、段々とその自作壁紙を見慣れてくるとただの模様のような認識になって文章としての意味を発揮しなくなってきます。
そこで私は「iPhoneを手にしたら壁紙の文章を3回唱えてから、iPhoneでやろうと思っていたことをやる!」というルールを設けました。
「LINEを送ろうとiPhoneを手にしたら、まずは壁紙の文章を3回唱える」といった感じです。
小声でも良いので声に出して唱えられる時はなるべく声に出し、声を出せない時は心の中で3回唱えるという感じにしています。
自作の壁紙を作り設定することに加えて、この3回唱えるというのがかなり良いです。
慣れにより「目には入っているけれど無意識のうちに壁紙の模様としてスルーする」ということが3回も唱えればさすがに無くなります。
「その唱えるという行為自体やらなくなりそう・・・」と思うかもしれませんが、こういったルールを付け加えたらどうでしょう。
「3回唱えたならやって良い」
目標がある人にとっては、その目標に関係のないことをスマホでやろうとすると若干の罪悪感を感じているはずです。
「でも、ゲームやりたい」「でも、SNSのチェックしたい」という欲が勝ってしまいアプリを開いてしまうわけですが、「3回唱えたならやって良い」というルールを設けるとどうでしょう。
3回唱えたのだからゲームをやろうとSNSをチェックしようと好きにやれば良いのですが、その唱えた文言が良い意味での呪いのように自身に影響し、かなり罪悪感を持ちながらゲームやSNSチェックをすることになります。
この良い意味での呪いがかかっていることによって「こんなことしていてはいけないんだよな〜」という思いが心の中に蔓延し、「こんなことしていてはいけない!」と開いたアプリを早々に閉じて自分のやるべきことに向かうきっかけを作ってくれます。
気持ち悪いと思われようが関係ない!
はっきり言って、文字だらけの壁紙というのは他人が見たら気持ち悪いと感じるでしょう。
まるで呪文のようですからね。
もしもあなたが彼女にスマホを貸してもらったとして壁紙が、
・イケメンに抱かれる
・お金持ちと結婚する
・私の王子様は絶対にいる
というような文章で埋め尽くされていたら「怖っ!」と思うでしょう。(それ以前に「俺の存在はなんなんだ・・・」と思うかもしれませんが)
女性でしたら彼氏のスマホの壁紙が、
・毎晩、女優やモデルを抱く
・パチンコで生計を立てれるようにする
・一夫多妻制を実現させる
という文章で埋め尽くされていたらと考えてみてください。
色々と怖いですよね。
ま〜、内容はともかく文字でびっしりの壁紙なんて他人が見たら怖さを感じるものです。
でも良いんです!
「呪文の書かれた道具を持って、頻繁にその呪文を唱えている」というくらいやらなければ、人間なんてすぐに誘惑に負けてしまいます。
他人には気持ち悪がられないがいつまで経っても自分の目標を達成できないより、他人には気持ち悪がられるかもしれないが着実に自分の目標達成に向けて前進できる方が私は全然良いです。
そして、先ほどの2つは極端な目標を例として挙げましたが、これが、
・空き時間はとにかく英語の勉強
・海外の人と積極的にコミュニケーションをとる
・海外で起業する
という目標を掲げ、この文言をスマホの壁紙にしている人がいたらどうでしょうか?
私としては気持ち悪いと思うどころか「目標達成に向けて工夫していて素晴らしいな!」と思います。
何をやっても他人の行動に批判的な人や、他人の目標をバカにする人というのは存在します。
しかし、「良いものは良い!」と判断してくれる人もいるわけで、評価してくれる人もいれば評価してくれない人もいるのならば、自分が思うように自分がより良くなるように行動すべきと私は思います。
自分で自分を奮い立たせるしかない!
今回紹介した内容は、一見すると「自分で作った呪文を頻繁に目で追い、頻繁にその呪文を唱える」ということになるわけですが、その行動は「自分で自分を奮い立たせている!」ということに繋がるわけです。
誰かが励ましてくれたり、誰かがやる気を起こさせてくれるというのは実際にあることですが、それが「常に」だったり「自分が求めているタイミング」だったりとは限りません。
むしろ、みんな自分のことでいっぱいいっぱな状態で生きているので、実際問題「他人のことなんかかまってられない」というのが本音だったりします。
誰も都合よくあなたのことをかまってくれません。
つまり、「自分を奮い立たせられるのは自分しかいない!」と認識しておくのがちょうどよいくらいです。
もっと言うと「他人なんてやる気をなくすことは頻繁にしてくるけど、やる気を出させてくれることなんてたまにしかない」と私は思っています。
「他人から与えてもらったやる気など、本来存在しなかったたまたまのおまけ」なわけです。
もちろん、おまけを無理に拒否する必要はありませんが、本来存在しなかったものなのでそれがなかったことについてどうこう思う必要はないはずです。
買い物をしたときに、くれるくれないはお店が決めることなのにも関わらず「今回は、おまけをもらえなかった!」と腹を立てていることは哀れ以外の何者でもありません。(買ってもらうために「おまけ付き」とアナウンスをしている場合は別ですが)
他人がくれるかくれないかわからないものに期待をするよりも、自分で生み出してしまった方が確実性は高いはずです。
自分で自分を奮い立たせるしかないんです。