そのスタイルは合っているのか? 憧れと自分に合うノート・手帳スタイル

「ノートや手帳を活用して日々を充実させていきたい」と思い実践している(していこうと思っている)人の中には、プラスαの感情として「憧れの姿であるモデル」というものはないでしょうか?

映画やドラマで観たあの登場人物のあのシーン

手帳術やノート術を紹介しているYouTuber

しかし、「あの人のようになりたい」「あんな使い方をしてみたい」と思い真似してみたはいいものの、「全然イメージ通りに使うことができない」ということはないでしょうか?

私はめちゃくちゃありました。

今回はそういった、憧れと自身の現実とのギャップに悩んでいる人に向けて「この認識を持つだけで、悩みがかなり軽くなる」という内容をお伝えします。

数々の挫折を繰り返してきた私が辿り着いた「事実」と言ってよい内容です。

憧れと自分に合うスタイルは違うことがある

「憧れ」は自身の目標に直結したりモチベーションを上げてくれたりと良い面もありますが、場合によってはその憧れが自分を縛り付ける「呪い」になることもあります。

これはノート・手帳に限らずどの分野の内容でもそうです。

自分という人間の適性もそうですし、今いる環境ということでもその憧れが呪いになるかどうかは変わってきます。

自分に合うスタイルと憧れが噛み合っていれば良いのですが、そうでないケースも多々あるでしょう。

自分の努力不足ということが原因の場合もありますが、そもそも目指すべき方向性が違うと思うようにいきません。

ゲームに例えるなら、自分は炎属性にも関わらず水属性の技に憧れて必死に相性の悪い技を習得しようとしている感じです。

ゲームであればそんな見当違いなことはしないかと思いますが、現実世界の自分となると見当違いなことをしてしまうのが人間です。

そして、その原因は憧れが呪いになってしまっているがために起こります。

これはノートや手帳の活用でも言えることです。

試して自身で判断

ゲームのキャラクターのように自分が何属性なのかわかっていれば苦労はしませんが、わからないから見当違いな憧れを抱きそれが呪いになってしまいます。

ですので、それが合っているかどうかは自分で試してみないとわかりません。

将来や今の生活に大きく関わることであれば、あれもこれも色々と試すことができない場合もありますが、ノートや手帳の使い方であれば試してやめてを繰り返すことができます。

抱いた憧れもそうですし、何か新しい方法を知った場合にも、自分で試して自分で判断するということが必要になっていきます。

私は以下の3つのどれに当てはまるかで判断しています。

・そのまま採用

・アレンジして採用

・不採用

何か本や動画で知った情報がそのまま自分にハマるのであれば、紹介されている内容の通りに「そのまま採用」します。

方向性は良さそうだが少しアレンジした方が自分にしっくりくると思えば、「アレンジして採用」します。

試すまでもなく自分に合わないと感じたり、試したけれどしっくりこなく良いアレンジも浮かばない場合は「不採用」として取り入れません。

自分に合っていればなんでも良い

前の項目で書いたように自分で判断していくと、当初憧れていたものと全然違ったものになっていくことがあります。

それが今の自分に合っているスタイルということで、見当違いの憧れを目指してくすぶっているよりも充実感があり生き生きと取り組むことができます。

しかし、それでも当初憧れていたようになりたいという場合は、そこから先はその人の価値観になってきます。

「いつか自分も!」と諦めずに追い求めるのも良いでしょう。

「いやいや、この合わない憧れでいつもダメになっているんだよな!」と冷静に見切りをつけても良いです。

今では私は「自分に合わない憧れを追い求めることは呪いにかかっているということだ」と思えるようになりましたが、以前は「追い求めていればいつか!」という考えが強かったです。

人生においてもそうですが、ノートや手帳の使い方もそうでした。

おわりに

動画等で映像としてイメージしやすくなった世の中だからこそ、鮮明に理想像を持ってしまうがゆえに、その憧れが呪いだった場合にはその呪いを解くことは難しいのでしょうね。

ですが、「憧れと自分に合うスタイルは違うことがある」ということを頭に入れておくだけでも、呪いは解きやすくなります。

ま~、それでも「自分は呪いにはかかっていない」と思ってしまうのが人間なんですけどね。

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